【新作入荷】「バッグから、はじまる。」2020秋冬コレクション

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「I」とグリッドによるオリジナルの型押し柄ができるまで。 AUTUMN & WINTER 2020 COLLECTION STORY

新作「コネクシオン」を通してデビューした新しい「型押し柄」。
アイデアから完成に至るまで、その開発エピソードをご紹介します。

「型押し柄をブランドの象徴へ」

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型押しは、革の表面を金型でプレス加熱し、凹凸によって模様を描く加工のこと。イビサではナイロンバッグの一部分で使うことが多かった技術です。今シーズンは、真鍮パーツに並ぶ新たなブランドのシンボルとして、グリッドを活かしたオリジナル柄が開発され、新商品「コネクシオン」を通してデビューすることになりました。
シンプルなエレメントの集合・反復によって構成されたこの型押し柄は、パッチワーク、カットワーク、かがりなどで世界観を作り上げてきたイビサのブランドイメージと重なります。

「緻密なデザインを3人体制で」

『今回の型押し柄はバッグのデザインのように誰か一人が行うものではなく、みんなの感性を集めて決めるべきデザインだと考えていました』と開発チームの3人のデザイナーは口を揃えます。柄のアイデア出しを繰り返し、3 人が検討したラフデザインは数十案に及びます。選定で大事にしていた基準は【①イビサとしての独自性】【②飽きのこない普遍性】。絞り込んだ数案は金型を試作し、実際に革を型押しして検証を行いました。
『最終候補に残ったのはIBIZA の頭文字「I」を構成したもの。すぐに気づく人は少ないと思いますが、決定した金型にはブロック体の「I」が連なり、その隙間にも「I」が浮かび上がるようにデザインしています』

型押しのテストでは「I」のサイズやグリッドの太さ、型押しの深さによる見え方の違いを検証。最終的には、「I」が細かくシンプルに見える型に決め、柄の表情が豊かに表現されるように、深めに型押しすることに決定しています。型押し柄には革の色との相性もあり、『コネクシオンのメインカラーを黒にしたのは、型押しが一番引き立つ色が黒のため。コネクシオンはこの柄の美しさを優先して設計したバッグなんです』

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「金型職人との幸運な出会い」

今回、柄のデザイン以上に苦労したのは、理想の金型を作ってくれる職人を探すことだったそう。
『私たちの意図を正しく理解してくれて、理想の美しさを実現できる日本の職人さんに出会えたことは本当に幸運でした』デザイナーたちは、技術に優れた国内の金型職人が少なくなっている現実も、あらためて知ったと言います。
『良いバッグをデザインし続けることは、バッグ製作の環境や人材を守ることにもつながっています。だから、この型押し柄も、そのサイクルに力を与える存在になってほしいですね』
まずは今シーズン、型押しでスタイリッシュに仕上がったコネクシオンを、どうぞご覧ください。

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※ワシントン条約「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」(CITES 「サイテス」:Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora)